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年金について
年金には国民年金、厚生年金、共済年金があります。
2017年10月に厚生年金と共済年金は1つにまとまったので、今は主に2種類あります。
将来的に自分のもとへ返ってくることが前提で、20~60歳までの人は毎月年金を
支払っています。
この年金保険料の支払い期間でもらえる年金額が変わってきます。
将来自分がどのくらいもらえるのか気になっている人は多いと思います。
ここでは65歳でもらえる年金受給額や、夫婦合わせてた時の年金受給額の平均、
年金受給額の最高額など知りたい情報を紹介します。
是非これからの将来計画に役立ててください。
年金受給年齢早見表
徐々に年金の支給開始年齢が引き上げられています。
60歳からもらえていた年金は今では65歳からになっています。
さらに、平成12年には生年月日によっての支給開始年齢も引き上げられました。
いったい自分はいつからもらえるのかを知るために、使用するのがこの年金受給年齢早見表です。生年月日と性別で調べることができます。
インターネット上にもこの年金受給年齢早見法がのっているので、簡単に調べることができます。インターネットでの操作が難しい人は、家族に助けてもらいましょう。
受給開始年齢と受給見込額 – ゆうちょ銀行
[blogcard url=”https://www.jp-bank.japanpost.jp/moneyguide/nenkin/nenkin2.html”]
原則65歳からとなっていますが、支給開始年齢を60~70歳の間で本人が選べます。
65歳より早く開始するのこと繰り上げ受給といい、
65歳より遅く開始することを繰り下げ受給といいます。
しかし繰り上げ受給だと年金を減額され、繰り上げ受給は増額されます。
65歳でもらう年金受給額の平均は厚生年金で月に男性18万円、女性9万円です。
夫婦合計での年金受給額は平均27万円になります。
厚生年金は男女の差が大きいです。
結婚をきに専業主婦となるケースがあるからだと言えるでしょう。
女性はどうしても一時期子育てに追われる時があるので仕方ないかもしれません。
晩婚化が進み65歳になった時点で65歳以下の配偶者がいる場合や、子どもが18歳未満の場合に支給される加給年金もあるので、支給額が変わってくるでしょう。
年金受給年齢には特例があります。
これは年金支給開始年齢60歳から65歳に引き上げをスムーズに行うための制度です。
以下の条件にあてはまる人が対象になります。
- 男性の場合昭和36年4月1日以前に生まれている人
- 女性の場合昭和41年4月1日以前に生まれている人
- 老基礎年金の受給資格期間(10年)があること
- 厚生年金保険に1年以上加入していたこと
- 60歳以上であること
年金の最高額は常に保険料を上限で払っており、社会人になって70歳まで働き続け、年間300万円を超えるでしょう。
年金機構 委任状について
本人以外が年金について年金機構に手続きや、年金相談センターに相談に行くとき
必ず必要になります。
この委任状の様式は日本年金機構のホームページから印刷が可能です。
しかしこの様式でなくても以下の記入があれば委任状として認められます。
委任状の記入項目
- 委任年月日(委任状を作成した日)
- 代理人の氏名
- 代理人の住所
- 本人との関係
- 本人の年金証書などに記載されている基礎年金番号
- 本人の署名・押印
- 本人の生年月日
- 本人の性別
- 本人の住所
- 本人の電話番号
- 委任する内容
- 年金の加入期間や見積額などの交付方法(代理人に交付または本人に郵送)
窓口で必要な持ち物
- 本人の委任状
- 代理人の本人確認ができるもの
- 本人の印鑑
- 本人の基礎年金番号やマイナンバー、照会番号等が不明の場合には本人確認書類の写し
これを忘れてしまったり、委任状に不備があると相談に応じてもらえないので
気をつけましょう。
年金手帳の再発行に必要なものは1つ
会社員の人は年金手帳を入社と同時に会社へ預けている人も多いので、
あまり目にしたことがない人もいます。
主に年金を受け取るときに必要になりますが、それ以外でも転職したときも必要です。
必要になったときにどこのあるか分からない人も多いです。
そんなときは再発行してもらいましょう。
自分が加入している年金の管轄の年金事務所に申請し、郵送というかたちが多いです。申請に必要になる年金手帳再交付申請書は、日本年金機構のホームページから
印刷が可能です。
厚生年金の場合は勤務先経由で提出することも可能になります。
年金機構ホームページ
先ほど紹介した委任状や年金手帳再交付申請書なども、このホームページから
印刷ができるのでとても便利なサイトです。
年金について分からないことや疑問がある場合はまずこのホームページを
見てみるのも良いでしょう。
たくさんの情報か記載されています。
年金について身近で目にすることが多いのは年金定期便です。
これまでの年金加入記録を確認することができます。
見方がわからない人は、年金機構ホームページを見てみましょう。
手元に年金定期便を用意することで、さらに分かりやすいと思います。
年金機構ホームページには、この年金定期便の画像があり分からないとことを
クリックすると詳しく説明してくれます。
是非年金機構ホームページを活用してみましょう。
年金機構ホームページ
[blogcard url=”http://www.nenkin.go.jp/”]
まとめ
会社員の方だと給料天引きが多いため普段年金を意識していない人が多いです。
しかし自分や自分の家族の将来のことを考えた時に、年金がどれだけもらえるかを知っている人と知らない人では大きな差が出てきます。
早くに情報を知ることで、今からたくさんの対策が可能になります。
年金について疑問があるなら、まだ先のことだからとそのままにして置くのではなく
年金機構ホームページなどを使って調べてみましょう。