知っておくと超便利!家庭で簡単にできる温泉卵の作り方5選

目次

簡単 温泉卵の作り方

温泉卵とは、ホテルの和食ビュッフェや温泉旅館で食べられる、ゆで卵のうちのひとつです。黄身が半熟状態で、白身は固まり始めた状態の物を指します。

だいたい黄身が65度、白身が75度くらいで固まり始めることを利用し65度より少し高いお湯で30分ほどゆでます。

温泉の湯温はこの温度に近いので、これに浸けておくだけで作ることができます。
その為温泉地の旅館などで提供されることが多くあり、温泉卵と呼ばれています。

有名な温泉卵の種類5選

  • 飯坂温泉(福島県)「ラジウム温泉卵」
  • 箱根大涌谷(神奈川県)「黒たまご」
  • 湯村温泉(兵庫県)「荒湯たまご」
  • 別府温泉(大分県)「地獄ゆで卵」
  • 野沢温泉(長野県)「温泉たまご」

あなたは何種類の温泉卵を食べたことがありますか?

次にご家庭でも作れるものを紹介していきましょう。

いろいろな温泉卵の作り方5選


温泉卵の作り方は実はたくさん存在しています。
作り方により手間が大きく変わり、微妙に食感や舌触りが変わったりします。
是非いろいろ試し、あなたに合った作り方をお探しください。

温泉卵の作り方 基本編

  1. 厚手の鍋に1リットルのお湯を沸かします。
  2. お湯が沸騰したら鍋を火からおろし200mlの水を入れ、卵を投入します。(この時、冷蔵庫から取り出した卵は、常温に戻さなくても大丈夫です)
  3. 鍋に蓋をして12分待ちます。(冬場の場合は13分)
  4. 12分たったら即座にお玉で卵を取り出して卵を割ると完成です。

温泉卵の作り方 電子レンジ編

  1. マグカップにお湯を入れその中に卵を入れます。
  2. 600Wで1分20秒~30秒加熱します。
  3. スプーンなどで黄身が割れないように取り出し、完成です。

温泉卵の作り方 炊飯器編

  1. 中に何も入っていない状態の炊飯器に卵を入れます。
  2. 炊飯器の中に卵がつかるくらいのお湯を注ぎ入れます。
  3. 炊飯器のスイッチを入れ15~20分待ちます。
  4. 卵を取り出して割ると完成です。

温泉卵の作り方 冷凍編

  1. 生の卵を冷凍します。
  2. 冷凍卵を水に入れ、沸騰後1分ゆでます。
    お鍋の水の分量の目安
    ・1個の場合 1000ml
    ・1個の場合 2個1200ml
    ・1個の場合 3個1500ml
  3. 1分ゆでたら、火を止めて20分放置します。
  4. 卵を鍋からだし、殻からはがれやすくなるように水にさらします。こうすると割ったときにするりと中身が出てきます。

苦労をせずに温泉卵を食べたい、確実に温泉卵を作りたいという方は、市販の温泉卵調理専用容器を購入するのも一つの手です。

温泉卵の賞味期限は?


通常、食品は火を通せば長持ちしますが、卵は違います。生卵は自身に殺菌作用があるので長持ちします。しかし、温泉卵は加熱をしてしまうので殺菌作用は残念ながらなくなってしまいます。

また、市販の温泉卵と自家製の温泉卵には違いがあります。比べてみましょう。
市販の温泉卵の賞味期限は約2週間であることが多く、比較的長く感じられます。市販のものは70°前後のお湯に約30分加熱して作られています。

そのため食中毒を起こすと言われているサルモネラ菌はほとんど死滅しています。常温で放置したとしても、サルモネラ菌はほとんど増殖することはないので、かなり日持ちします。

一方自家製の場合は冷蔵保存で2,3日程度しか日持ちしないと言われています。自宅で作っているので市販と比べて衛生状態の違いや作っている最中にヒビが入ってしまう可能性もあります。特に電子レンジの場合は加熱時間が短いため、サルモネラ菌が死滅しきっていない場合もあります。

加えて、卵を加熱してしまうことにより生卵の状態よりもあまり日持ちはしません。
両方に共通していることはヒビが入っていた場合はすぐに食べた方がいいでしょう。また常温での保存ができないのでお弁当に持っていくのは難しいです。

卵の美容効果

卵は栄養価が高い食材のため、美容効果が高いと言われています。

  1. 美肌効果
    肌に大切なコラーゲンの原料であるアミノ酸を多く含んでいるので、肌のダメージを回復させてくれます。また、肌の機能を正常に保ち、キメを整えてくれます。
  2. 美髪効果
    卵には良質のたんぱく質が含まれています。また髪の主成分は95%がたんぱく質になるので、パーマやカラーでいたんだ髪の毛を補修してくれる効果があります。
  3. ダイエット効果
    良質なたんぱく質は筋肉を作ります。代謝が上がり脂肪を燃焼しやすく、痩せやすい体になります。
  4. アンチエイジング効果
    たんぱく質のほかに、細胞を作る葉酸・鉄分・亜鉛・ミネラルも豊富に含まれているので冷え性や貧血を予防し老化しにくい体を作ってくれます。

卵の一日の適切な摂取量

一日のたんぱく質をどれくらいとるかにもよりますが、結論から言えば一般的に一日2~3個と言われています。

温泉卵 食べ方


基本的には、だし醤油で食べることが多いですが、それ以外にも温泉卵をおいしく食べるのにおすすめのレシピを紹介していきます。

  1. イタリアン風温泉卵
    温泉卵にオリーブオイル・ブラックペッパー・ハーブソルト・パセリをのせて召し上がります。
  2. ごま油
    温泉卵にごま油を少し垂らして召し上がります。ごま油の風味がお口に広がります。お好みで、白ごまや刻んだねぎを乗せてもおいしいです。
  3. 食べるラー油
    こちらも簡単に食べるラー油をのせるだけです。ピリ辛なラー油とまろやかな卵の相性がいいです。

温泉卵は消化吸収にも優れており、パスタ・サラダ・カレー・焼きそばなど何にでもトッピングすることができ、普通のなんでもない食事がおいしそうで豪華になり写真でとってもSNSでも自慢することができます。

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