昇進や給料に響く?!会社員は押さえたい遅延証明書を確実に取得する4つの方法

目次

遅延証明書とは


遅延証明書は車両点検や急病人の介助、また悪天候など、電車は様々な原因で遅れた事を証明する物となっています。

JR東日本では、過去30日分の遅延情報が掲載されています。掲載時間は以下の時間帯に掲載されます。

  • 午前:7時・10時
  • 午後:16時・21時
  • 翌日:午前2時

また、掲載対象列車は在来線の普通列車のみになっています。
※特急列車、臨時列車、団体専用列車、貨物列車、回送列車は対象外です。

遅延証明書が役立つ場面


通勤、通学に電車やバスなどの公共機関を利用される方が非常に多いと思います。
その中で、遅延証明書が役立つ場面が必ずあります。

もし、遅刻を証明できる物が無ければ学校や会社から何らかの罰則を与えられてしまう場合があります。会社では場合によっては、賃金カットなどがあり得る為、遅刻証明書を取得しておく必要があります。

JR東日本、中央線、山手線ではWebサイトから取得も出来るので簡単に遅刻証明書を受け取る事が可能となりました。

しかし、注意点としてWebサイトで発行された遅刻証明書は効力が弱いという欠点があります。

効力が弱い理由

  • 誰でも発行出来てしまうので、本当に遅延していたのかが分からない
  • インターネット上のネットショップで過去の遅延証明書が売られているので、信用性が薄い

これらの理由があります。
もし、遅延をしっかりと証明したいといった場合は、必ず駅構内の窓口で遅延証明書を貰うようにしましょう。

遅延証明書の取得方法


遅刻証明書の取得方法を4つご紹介します。

基本的な取得方法

鉄道で大幅な遅延があった場合、基本的には遅延があった路線の降車駅で、駅員が配布している事が多いです。大概は改札を出たところで配っています。大きな駅では、一度に大人数に配布しなければならないので、箱に入れて乗客がそこから取っていくという貰い方もあります。

また、電車の直通先や接続先でも配布されることがあります。他社線と同一ホームで乗り換えがある場合は、ホーム上で配る事もあります。

しかし、駅員が配っていない、5分程度の軽微な遅れの場合の貰い方はどうなるでしょうか。実は、こういう時は駅の窓口に行けば発行して貰えます。貰い方は、窓口で乗車区間の切符か定期券を見せるだけです。

大幅な遅れではないから、駅員が遅延証明書を配布していないからと言って諦めず、必要な時は駅の窓口に申し出てみる事をオススメします。

・Webサイトでの取得

ほとんどの鉄道会社では、Web上で遅延証明書発行サービスを行っています。駅で遅延証明書を手に入れ損ねたら、Webサイトからプリントアウトするという貰い方もあります。

例えばJR東日本のWebサイトなら、トップページに「遅延証明書」というボタンがあります。そこから自分の使った路線を選んでクリックすると、遅延証明書が発行されます。

重要なのは、「お客様が乗車された事を証明するものではありません」という注意書きがされている事です。

Web上の遅延証明書は、その時間帯に当該路線の電車の遅延があった事だけを証明するもので、遅延証明書をプリントアウトした本人がその電車に乗っていた事の証明にはならない、という事です。つまり、この遅延証明書では、「遅刻とみなさない」という配慮がなされない可能性があります。

ですので、会社や学校に提出する場合は、Webの遅延証明書は最終手段として、なるべく駅で手に入れるもらい方をオススメします。

JR東日本ホームページ 遅刻証明書
[blogcard url=”http://traininfo.jreast.co.jp/delay_certificate/”]

JR西日本ホームページ 遅刻証明書
[blogcard url=”http://delay.trafficinfo.westjr.co.jp/”]

・アプリでの取得方法

スマートフォンの鉄道会社のアプリでの貰い方もあります。しかし、「JR東日本アプリ」「東京メトロアプリ」「小田急アプリ」「京王アプリ」「東急線アプリ」「京急線アプリ」に限ります。

貰い方は簡単で、対象の鉄道アプリをダウンロードして、交通ルートとなる路線・時間帯の遅延証明書の発行ボタンをタップするだけとなっています。

とても簡単な貰い方ですが、こちらもWEB上の遅延証明書と同様に、提出しても配慮がなされない時もあります。アプリで誰でも発行できるので、本当に遅延による遅刻なのかの証明にはならないからです。

・後日発行での取得

電車の遅延があっても、急いで行かなければならないので遅延証明書をもらう余裕はない、あるいは、窓口が混んでいて遅延証明書を貰っている時間がない、という事があります。

その場合、後日発行という貰い方も出来ます。

前述のWeb・アプリの遅延証明書は、過去7日~35日間分の掲載がある(日数は鉄道会社によって異なります)ので、そちらから発行してもいいですし、駅で直接駅員に、「○日○時ごろの遅延証明書が欲しいです」と申し出て乗車区間の定期券などを見せれば、発行してもらえる場合があります。

JR運行情報(東日本、西日本)


JRを利用される方は必ず通勤、通学前に運行情報を知っておいた方が良いと思います。

近年では、スマートフォンでのアプリで運行情報が掲載されるので、公共機関を利用する方は必須のアプリとなっています。

主要線である山手線、中央線などの運行情報が詳しく記載されていますので、アプリを取得する事をオススメします。

アプリは多数あります。オススメのアプリが「JR東日本列車運行情報」「JR西日本列車運行情報」の2つのアプリが評価の高いのでダウンロードしておくと非常に便利です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする