目次
はじめに
ロキソニンは成人で1回の60mgの量と決められているので、
ロキソニン錠60mgならば1回1錠になります
ロキソニンにもジェネリックがあり、名前がたくさんあります。
- スリノフェン錠60mg
- ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「ファイザー」
- ロキフェン錠60mg
- ロキソマリン錠60mg
- ロゼオール錠60mg
- オキミナス錠60mg
- ロキソプロフェン錠60mg「EMEC」
- ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「CH」
- ロキプロナール錠60mg
- サンロキソ錠60mg
- ロブ錠60mg
- キソプロフェンNa錠60mg「YD」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「トーワ」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「KN」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「テバ」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「三和」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「アメル」
- ロキソプロフェンナトリウム錠60mg
- ロキソプロフェンNa錠60mg「ツルハラ」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「日新」
- ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「クニヒロ」
なんと、ジェネリックだけで22種類もあります。
ロキソニンに比べたら値段も安いので使用している人も多いと思います。
ロキソニンの効果
ロキソニンは痛み止めというイメージが強いと思います。
他にも熱をさげたり、腫れをやわらげたりする効果もあります。
痛み止めとしての効果は歯の痛みをおさえたり、大きな手術の後の痛みをおさえたり、
産後の痛みをおさえたりと広く使用されています。
風邪の時は発熱をおさえたり、頭痛にも効果があります。
自宅に買って常備してある家庭も多いと思います。
このロキソニンと同じように痛みや腫れなどにきく「ロキソニンテープ」という
商品もあります。
病院で処方してもらえるの、かなり安く購入が可能です。
モーラステープもロキソニンテープと、同じような効果が期待できます。
モーラステープは関節リウマチにも適応しているところが違う点になります。
ロキソニン副作用
ロキソニンには種類があり市販薬として薬局でも購入できる
「ロキソニンSプレミアム」は副作用として眠気を引き起こす可能性があります。
このロキソニンSプレミアムはロキソニンSという商品にアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを加えることでより鎮痛効果を高めています。
このアリルイソプロピルアセチル尿素が精神を落ち着かせることで眠気に繋がってしまいます。
ロキソニンは腎臓への血流が少なくなってしまう場合があります。
そうすることで上手く水分が排出されず、体内に残ってしまった水分がむくみとなって現れてしまいます。
他にも胃腸への副作用もあります。
ロキソニンに含まれている成分の1つであるプロスタグランジンは
胃腸のバリア機能を弱くする働きもあるため、粘膜が荒れやすくなっていまいます。
ロキソニンの添付文書
添付文書に書かれていることを説明します。
①効果・効能
次記疾患並びに症状の消炎・鎮痛:関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、歯痛に効果があります。
手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎にも効果があります。
次記疾患の解熱・鎮痛:急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)にも効果があります。
このように、どのような症状に効果があるのかが分かるようになっています。
②用法・用量
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、
歯痛、手術後、外傷後、抜歯後の消炎・鎮痛の場合はロキソニンを1回60mg、1日3回経口投与しましょう。
頓用の場合は、1回60~120mgを経口投与します。
年齢、症状により適宜増減します。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましいです。
急性上気道炎の解熱・鎮痛の場合はロキソニンを1回60mgを頓用します。
年齢、症状により適宜増減します。原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度とします。
症状や年齢によって1日にどのくらい、どのようなタイミングで服用するかの説明です。
③副作用
服用することで起こるかもしれない副作用について書かれています。(上記参照)
④使用上の注意
服用しな方がいい疾患や既往歴についての説明などが書かれています。
ロキソニンを購入し服用する際は必ず目を通しましょう。
ロキソニンSとロキソニンの違い
ロキソニンは病院で処方される処方やくで、
ロキソニンSは薬局やインターネットで購入可能な市販薬になります。
この2つは同じ成分で出来ています。
成分量、添加物、錠剤の大きさやかたちも同じになります。
市販薬のロキソニンSは短期服用・頓服服用が目的で使われます。
それに対しロキソニンは特定の疾患、手術や抜歯のあとなどので使われるため
使い道によって用法用量が違ってくる点が、ロキソニンSとは違います。
まとめ
処方薬のロキソニンや、市販薬ロキソニンSは痛み止め以外にも
腫れや発熱にも効果があることがわかりました。
添付文書にはその薬について大切な情報がかいてあるので、服用前に目を通すことが大切です。
自分がどのような目的で使用したいかによって、ロキソニンとロキソニンSを
上手に使い分けましょう。